
不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』。
最新号Vol.12の取材を続けています。
今回お話をうかがったのは、「子どもの自分軸とスキをサポートする先生」でアートセラピストの江口早紀さんです。
小学生のころからどこか自分を出せていない感じがしていたという江口さん。
「これは私じゃない」という違和感をずっと抱えてきたといいます。
中学生になって、少食であることをクラスの男子にからかわれたことがきっかけで、江口さんは給食のときにお箸が持てなくなってしまいます。
「食べなければいけない」
そう頭では思うけれど、どうしても食べられない。
食べることへのプレッシャーからその後、まったく給食を食べられなくなりました。
同級生に自分が食べている姿を見られるのが怖い。
外食することも、食べ物の話をすることすらだめになり、そのうち学校に行けなくなった江口さん。
でも、悩んでいることは誰にも言えませんでした。
何に苦しんでいるのか自分でもわからないし、きっと何を言ってもわかってくれない。
どこにも理解者がいない。
そんな絶望感の中、「怒り」で自分を保っていたと江口さんは振り返ります。
転機になったのはネット検索で「会食恐怖症」を知ったことでした。
「自分と同じ症状の人がこんなにいるんだ」
「自分ひとりじゃなかった」と。
その後の人生を変えるきっかけとなった演劇との出会い。
そして、社会人で短期留学したデンマークでの大きな気づきのこと――現在の活動につながるまでの江口さんの道のりをじっくりうかがいました。
江口さん、長時間のインタビューにご享禄いただき、本当にありがとうございました。
『雲の向こうはいつも青空』Vol.12は来年春の完成を目指して順次、取材を続けて行きます。
お楽しみに。
金子(A)

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