子どもたち一人ひとりが違うように、

わたしたち親だって、一人ひとり違うユニークな存在です。

どこかの誰かの子育てが素晴らしいからといって、その方法を真似れば、すべて上手くいくわけではありません。

まして、「親なんだから、こうするべきだ」なんて、本当はひとつもないのです。

 

でも、だからこそわたしたちは、「親」としてどうしたらいいのか迷い悩むとき、

解決の手がかりとなるものを求めて、さまようことになります。

くらいトンネルの中を手探りで進んでいくように、

出口が見えず苦しいとき、

自分が、たったひとりで奮闘しているように思えるとき、

率直な思いを語り合ったり、ともに学び合ったりする仲間がいれば、きっと心強いはず。

これまでの視点や価値観とは異なる、新しい考え方を知ることで、ちいさな気づきが生まれ、

それまで見えていた世界が、少し広がる。ちょっと楽になる。

そんな学びの場、気づきの場を共有したい。

それが、「びーんずネット」の願いです。

みなさまとご一緒できることを、楽しみにしています。

 

びーんずネットとは?

びーんずネットは、金子(A)と金子(J)のユニットで運営する、「親が楽しく学べる場、気づきの場」です。

わたしたち自身が、息子の不登校を経験してそれぞれに迷い、悩んだ親です。

その経験から得た気づきをもとに、不登校をテーマにしたセミナーの企画・運営や、親子のコミュニケーション講座の開催、

不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』などの出版もおこなっています。

 

​「びーんずネット」に込めた意味

ひとりひとりが別々の存在でありながら、同時にお互いを認め合い、つながっている。

「家族」はそうしたひとつの豆の”さや”のようなもの。

その豆のつるがぐんぐん伸びて広がり、沢山の方とご縁を結んでいくように、との願いを込めて「びーんずネット」と名付けました。

ご縁があれば嬉しいです。

 

*詳しいプロフィールはこちら

7年間の不登校から15歳で飛び込んだ社会は、思っていたよりあたたかかった

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代のトラウマと向き合う決心をしたこと。

不登校支援団体のボランティアスタッフとして、不登校の当事者・保護者の方々とのたくさんの出会いを通じて感じたこと――。

美空さんがこれまでご自身のラジオアプリで語ってきた内容を今回、不登校を軸にして一冊の本にまとめました。

読み終わったときにはきっと、安心と希望を感じられる、そんな一冊になると思います。