先生と一緒に考える不登校。未来の先生フォーラム2022に参加しました

今年も未来の先生フォーラムに、
蓑田雅之さんの
「おはなしワクチン」で参加しました。

小学校、中学校、高校の先生、
特別支援級の先生、保健室(養護)の先生、
フリースクールの職員の方、
不登校の保護者の方、
不登校の親の会を立ち上げた方など、
さまざまな立場から、
たくさんの方々が参加してくださいました。

その後の質問タイムでは、

「不登校の子やご家族は、
担任の先生からどういう
関わりをしてもらえたら嬉しいか、
教えていただきたいです」

との、先生からの声があがり、
それに対して、保護者の方からも、
たくさんの体験談や
ご意見をいただきましたので、
一部をご紹介しますね。

先生の関わりで嬉しかったこと

子どもが家で映画をよく見ていたので、最近どんな映画を見ましたか? と先生に聞いてもらえたのが、嬉しかった。

学校の話ではなく、趣味の話をしてもらえると子どもが気楽に話しやすいです。(Kさん)

子どもに対して学校のことは一切話さず、子どもが好きなアニメの話で盛り上がってくれたこと。

その後学校や勉強への関心が出てきています。(Yさん)

やはり人として興味を持ってもらうことだと思います。

学校に行けた行けないといった評価ではなく、

「最近何が好き? 興味あることがあるなんて、素敵だね」

「そのゲームってどんなところが面白いの?」などと聞いてもらったり、認めて貰えたら嬉しいと思います。(Nさん)

親からすると「学校に行く」と言いつつ行けない状態なので、「期待せずに待っている」という距離感みたいなのがあるといいなあ、と思います。(Mさん)

「待つ」という支援

一方、参加された先生からは、

「蓑田さんのお話、そして保護者の方のお話が、とても参考になりました。ありがとうございます!」(Sさん)

とのコメントもいただきました。

学校の先生方も、
不登校の子どもやその親御さんに
真摯に向き合おうとするからこそ、
どうすることが最善なのかわからず、
悩んでいらしゃるのでしょう。

こうして「不登校」をテーマに、
先生と保護者が率直に語り合う機会は、
実はあるようで、
あまりないのかもしれません。

だから、もっと積極的につくっていく
必要があるなと思いました。

子どもの幸せを願う気持ちは、
先生も親御さんもおなじですからね。

最後に、ある先生が
チャットに書き込んでくださった

これからは『待つ』という支援を行います。(Sさん)

という言葉が、とても嬉しかったです。

熱心に参加してくださったみなさま、
本当にありがとうございました!

リアル開催のおはなしワクチン情報

蓑田雅之さんの「おはなしワクチン」は
この8月中に神奈川と東京の2箇所で、
リアルでも開催されます。

① 「おはなしワクチン 講演会」 8月21日(日)14時~16時

本多公民館 ホール(東京都国分寺市本多1丁目71)

主催・問い合わせ:国分寺の不登校を考える会 事務局

申込締切:8月14日(日)20時まで

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_xqDeLyNj51g1ccssj0k5HLyz8KFyIoDT3vJctG2lixva3A/viewform

 

②「 おはなしワクチン」8月28日(日)10時~12時

まぎぬ児童家庭支援センター(神奈川県川崎市宮前区馬絹1-24-5)

主催・問い合せ先: 社会福祉法人 川崎愛児園 まぎぬ児童家庭支援センター

044-863-7855

https://www.aijien.or.jp/support_center/pdf/2022/talk_vaccination.pdf

お近くの方はぜひ。
詳しくは主催者さまへ
お問い合わせください。

金子(A)

 

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不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.10

学校へ行かずにいると、将来どうなるの?
学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?

もちろん、そこに正解なんてありません。
世の中の多くのものごとと同じように。

でも、
いろんな例を見聞きし、知ることができれば、
不安を和らげるのに役立つのではないか。

そんな思いから
自らも息子の不登校を体験した親である
びーんずネットの二人が、不登校をテーマに
インタビュー事例集を作成しました。

不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。
子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。

そんな七人七色の「雲と青空」を、
丹念に取材してまとめました。

雲を抜けた先には、
いつも青空が広がっている――。

ぜひ、ページを繰って、
あなた自身でそれを確かめてみてください。

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