先生と一緒に考える不登校。未来の先生フォーラム2022に参加しました
![](https://beans-n.com/wp-content/uploads/2022/08/original.jpg)
今年も未来の先生フォーラムに、
蓑田雅之さんの
「おはなしワクチン」で参加しました。
小学校、中学校、高校の先生、
特別支援級の先生、保健室(養護)の先生、
フリースクールの職員の方、
不登校の保護者の方、
不登校の親の会を立ち上げた方など、
さまざまな立場から、
たくさんの方々が参加してくださいました。
その後の質問タイムでは、
「不登校の子やご家族は、
担任の先生からどういう
関わりをしてもらえたら嬉しいか、
教えていただきたいです」
との、先生からの声があがり、
それに対して、保護者の方からも、
たくさんの体験談や
ご意見をいただきましたので、
一部をご紹介しますね。
先生の関わりで嬉しかったこと
子どもが家で映画をよく見ていたので、最近どんな映画を見ましたか? と先生に聞いてもらえたのが、嬉しかった。
学校の話ではなく、趣味の話をしてもらえると子どもが気楽に話しやすいです。(Kさん)
子どもに対して学校のことは一切話さず、子どもが好きなアニメの話で盛り上がってくれたこと。
その後学校や勉強への関心が出てきています。(Yさん)
やはり人として興味を持ってもらうことだと思います。
学校に行けた行けないといった評価ではなく、
「最近何が好き? 興味あることがあるなんて、素敵だね」
「そのゲームってどんなところが面白いの?」などと聞いてもらったり、認めて貰えたら嬉しいと思います。(Nさん)
親からすると「学校に行く」と言いつつ行けない状態なので、「期待せずに待っている」という距離感みたいなのがあるといいなあ、と思います。(Mさん)
「待つ」という支援
一方、参加された先生からは、
「蓑田さんのお話、そして保護者の方のお話が、とても参考になりました。ありがとうございます!」(Sさん)
とのコメントもいただきました。
学校の先生方も、
不登校の子どもやその親御さんに
真摯に向き合おうとするからこそ、
どうすることが最善なのかわからず、
悩んでいらしゃるのでしょう。
こうして「不登校」をテーマに、
先生と保護者が率直に語り合う機会は、
実はあるようで、
あまりないのかもしれません。
だから、もっと積極的につくっていく
必要があるなと思いました。
子どもの幸せを願う気持ちは、
先生も親御さんもおなじですからね。
最後に、ある先生が
チャットに書き込んでくださった
これからは『待つ』という支援を行います。(Sさん)
という言葉が、とても嬉しかったです。
熱心に参加してくださったみなさま、
本当にありがとうございました!
リアル開催のおはなしワクチン情報
蓑田雅之さんの「おはなしワクチン」は
この8月中に神奈川と東京の2箇所で、
リアルでも開催されます。
① 「おはなしワクチン 講演会」 8月21日(日)14時~16時
本多公民館 ホール(東京都国分寺市本多1丁目7−1)
主催・問い合わせ:国分寺の不登校を考える会 事務局
※申込締切:8月14日(日)20時まで
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_xqDeLyNj51g1ccssj0k5HLyz8KFyIoDT3vJctG2lixva3A/viewform
②「 おはなしワクチン」8月28日(日)10時~12時
まぎぬ児童家庭支援センター(神奈川県川崎市宮前区馬絹1-24-5)
主催・問い合せ先: 社会福祉法人 川崎愛児園 まぎぬ児童家庭支援センター
044-863-7855
https://www.aijien.or.jp/support_center/pdf/2022/talk_vaccination.pdf
お近くの方はぜひ。
詳しくは主催者さまへ
お問い合わせください。
金子(A)
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