わかる、とできるの間には

わかるとできるの間には

こんにちは。金子(A)です。

分かったつもりになりがち。でも練習が大切!

アメリカの臨床心理学者、
トマス・ゴードンが開発した
親子のコミュニケーションプログラム
「親業」(Parent Effectiveness Training)。

私の夫も以前そうでしたが、
講演会や説明会などに参加して、
親業のエッセンスをつかむことができると

「ああ、なるほどね。
そういうものなのね」

と、割と分かった気持ちになってしまう方は
意外に多いです。

でも、実際にご家庭で使ってみようとすると
うまくいかないことが多い。

それで、

「家でやってみたけど、ぜんぜんだめ。
親業なんて、効果ないのよ」

なんて
簡単に思われてしまうこともあります。
それは、とても残念なことです・・・。

なぜなら、「わかる」と
「できるようになる」は違うから。

スキーがまったくできない人が、
滑り方を聞いただけで
すぐに滑れるようになるかというと、
そうではないですよね?

実際にゲレンデに出て、
何度も何度も転びながら、
実際に滑ってみなければ上達できません。

親業の方法も同じです。

「能動的な聞き方」
「わたしメッセージ」
「勝負なし法」

これらの方法は、
読んだり聞いたりして理解するのと、
実際に出来るようになる、の間には
結構な開きがあるのです。

何度もくり返し練習して
身につける必要があります。
だから、親業は「訓練」なんですね。

より良い親子関係を育むために

トマス・ゴードンは1960年代、
いわゆる「問題児」とされた子どもたちを
数多くカウンセリングする中で気づきます。

問題は子どもの側にではなく、
往往にして親子のすれ違い、
ミスコミュニケーションにこそある、と。

そうして心理学や教育学、
行動科学などをベースに
開発されたのが「親業」です。

子どもとの信頼関係を築き、
より良い親子関係を育むために、

効果的なコミュニケーションの
方法があることを、ぜひ多くの方に
知っていただきたいと思っています。

そして、それは誰でも
いつからでも、
くり返し練習することによって
身につけることができるのです。

金子(A)

P.S.
新しい季節のはじまりに、
心が通いあうあたたかな人間関係を築く
コミュニケーションのプログラムを
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一緒に学ぶ仲間を募集しています♪
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不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.10

学校へ行かずにいると、将来どうなるの?
学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?

もちろん、そこに正解なんてありません。
世の中の多くのものごとと同じように。

でも、
いろんな例を見聞きし、知ることができれば、
不安を和らげるのに役立つのではないか。

そんな思いから
自らも息子の不登校を体験した親である
びーんずネットの二人が、不登校をテーマに
インタビュー事例集を作成しました。

不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。
子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。

そんな七人七色の「雲と青空」を、
丹念に取材してまとめました。

雲を抜けた先には、
いつも青空が広がっている――。

ぜひ、ページを繰って、
あなた自身でそれを確かめてみてください。

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