何があっても空はある

事務局の金子(J)です。

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。

杉並不登校親の会 Chat Cafe主宰の
秋永麻里さんから、とっても丁寧な
嬉しい感想をいただきました。

ご本人にも掲載を快諾いただきました。
紹介しますね。

『不登校日記』の感想

金子さん、

『雲の向こうはいつも青空』。
合わせて『不登校日記|僕らの場合』を完読しました。

まず『不登校日記』を読まないと金子さんご夫妻のそもそもがわからないと思い、読み始めました。

感想は、この状況の中において実にロジカルに、わかりやすく不登校の状況をご両親に伝えていること。
この解説力がすごいと感じました。

一般的には受け入れがたいことに直面して、その様子をわかりやすく説明されている。

少しだけロジカルすぎて、私はなぜか胸が切なくなってきたのも事実です。
金子さんご夫妻の、しっかりと子どもに向き合おう、という姿勢は強く伝わってきた本でした。

そして本題の『雲の向こうは~』の感想へ

7人の方のインタビュー記事。
実に丁寧にインタビューされておられる感を受けました。

写真が大きく掲載されていること、濃い内容のわりには行間余白があって、読みやすさをアップしていること。
質問がお一人お一人異なり、インタビューを間近で聞いているような感覚になりました。

一人一人のストーリーなので、文字にすると読み手としては正直、飽きてしまいそうになりがちなところを、質問や写真、行間で飽きさせない工夫をされておられるのかと。

内容についての感想

様々な立場の人のインタビューは 不登校に対する切り口がそれぞれであることを感じさせてくれました。

そして私が完読して感じたことは、不登校は人によって捉え方が違う。
人の生き方がそれぞれで違うように・・。

風芽さんからは、何事にも転機は訪れることを学びました。

大村さんからは辛いことがあったからこそ、表現につながっていることを感じました。

山田さんからは、自分で選ぶ選択眼のすごさを。

村林さんからは、親という立場から見えることに共感しました。

米澤さんからは、親も気持ちを出すことの大切さを。

竹内さんからは、多くのご経験から『私は私にしかなれない。代わりにはなれない』が胸に響きました。

蓑田さんからは、興味関心のアンテナを磨くことの大切さを。

(逆に親は子供の興味関心の芽を摘まない配慮を・・とも感じました)

励みになる言葉

私の一押しは『トンネルを抜けると』(注)です。

目の前のことでいっぱいいっぱいの時に、どうしても目の前のことしか見れなくなりがちです。

そんな時に『遠く、できるだけ遠くの、これから進む道の果てをみるとうまくすり抜けられる…』は、なるほどと。

これは実際にそうしようとしてもなかなかできにくいと思いますが、そういう心持ちでいること。
または、先を歩いている人の話を聴くことなど、方法があるなとも想像することができます。

励みになる言葉でした。

タイトルの『雲の向こうはいつも青空』について

個人的に空が好きで、見ながら走ることも好きな自分にとって心が解放される気持ちになります。
なのですごくいいです。

私の主催する『杉並不登校親の会 Chat Cafe』でも、この本をご紹介させていただきますね。

不登校に対しての金子さんご夫妻の思いに共感するものとして、今後の活動を応援しています。

生きる道中も様々

私は不登校は生きる道のりのひとつの過程だと思っています。

そのなかで親子ともに何をしてもどうにもならない場合もある。

そういうときに、上を見あげるとどこまでも続く空が目にはいる。

お天気にいろんな顔があるように、生きる道中も様々です。

何があっても空はあります。

第2弾も期待しています🎵

杉並不登校親の会 Chat Cafe
秋永麻里

 

(注)金子(A)の書いたコラム

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不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』

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