反抗期が少ない?|息子がデモクラティックスクールに通うことについて、思うこと(2)
こんにちは。
金子(A)です。
息子がデモクラティックスクールに
通うことについて、保護者としての
今の私の考えを書いてみたいと思います。
3回連載の、第2回目です。
スクールの生徒たちの特徴。強いて言うなら
誰かに何かを
決められることのない環境は、
自由である一方で、
自分の行動に対して
自分で責任を取る必要があります。
デモクラティックスクールの生徒たちは、
年齢に関係なく、
しっかりと自分の意見を
言う子が多いように思います。
自分の置かれた状況を
誰かのせいにしない
マインドが育まれやすい。
そんな気がします。
また
大人と話すことに対して気後れがない。
対等な一人の人間として、
「さん付け」で意見を言い合うことに
慣れている気がしています。
もうひとつは、
思春期特有の反抗期がない、
または少ない印象があります。
保護者同士で話す中で、
「子どもが反抗期で困る」
というような話は
実はあまり聞いたことがありません。
大人と子どもという縦の関係でなく、
同じ一人の人間として
尊重され、受け入れられている
という感覚があるからだと思います。
夫は、
「今、息子との関係は本当に対等で、
自分はいわゆる”一家の主”
としての権威は全然無いよね。笑
でも、そのことを
嫌だとも恥ずかしいとも
思わないようになったよ」
と言っています。
それもやはり、
息子がデモクラティックスクールへ
通うことを受け入れたことが
大きかったそうです。
デモクラティックスクールのリスクは?
デモクラティックスクールでは、
いわゆる義務教育で教えられる
基礎的な学力は、
本人が望まない限り
身につくことがないのは、
リスクと言えるかもしれません。
「人は本当にやりたい、
必要だと感じたときに一番よく学ぶ」
という考え方が
デモクラティックスクールの基本です。
大人が用意したレールや、
期待を”排した環境”に身を置くことで、
人は自然な形で学び、成長する。
子どもにはその力が備わっていると信じる。
だからその環境だけを整える。
それが、とても大切なことなのです。
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息子がデモクラティックスクールに
通うことについて、思うこと。
次回は、
「不登校になって後悔している」
と言い出した息子について、
そしてスクールに通ってよかったと
思うことのお話しです。
<続く>
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金子(A)
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