学校には、行ってもいいし行かなくてもいいと思えたら

子どもは学校に行ってもいいし、行かなくてもいい

こんにちは。
金子(A)です。

お盆休みに
ご家族で帰省されるかたも
いらっしゃるでしょう。

親戚が集まるお盆休みは、実はかなりしんどい

この時期、不登校のお子さんにとって

(そして親御さんにとっても)

「おじいちゃん、おばあちゃんと会う」

ということは、
かなりしんどいイベントかもしれません。

特に、お盆の法事などでは
親戚のおじさんおばさん、
同じ年頃のいとこ達など、
親戚が集結するわけです。

久しぶりに会ったおばさんが、
「学校はどう?」とか
「夏休みの宿題は進んでる?」
とか聞いてくる。

ご挨拶として、そういう話題が
だいたいにおいて出るわけです。

こんな風に言えたらいいけど…。

「あ、今学校行ってないから〜。
楽しく過ごしてるよ♪」

「宿題もないから、
のんびり好きな本読んだり、
友達と映画とか観に行ってる」

普通にそう言えて、

おばさんたちも

「あー、そうなんだ。
そんな風に過ごしてるんだね〜」

と受けとめてくれたら
いいですよね。

しかし、実際のところは、
そうはいかないわけです。

「え!学校行ってないの?!
どうして?いつからなの??」

とか

「勉強しないと、
どんどん遅れていっちゃうよ!
受験のとき困るでしょ?」

とか

まあきっと、
そんな風に言ってくるんじゃないか。

心配とか親切心からの言葉にしても、
子どもにとっては

「学校に行ってないことを、
責められるんじゃないか」

と思って、集まりに出たがらなくなるのは
想像に難くありません。

「学校に行かない」をどうとらえるか

「学校には、行くものだ、
行かなければいけない」

と信じていると、
子どもが学校に行かない、
行けない状態でいるのは、
親子ともに、とても辛いです。

そして、周囲の目、世間の目を
ものすごく気にすることになります。

「学校には、行ってもいいし、
行かなくてもいい」

と思えたら、
きっと楽になれます。

子どもが

「わたしは学校には行かないんだ」

と、ハッキリ宣言できたら。
人はひと、自分は自分なんだ、と思えたら。

親も、子どもの意思を、子ども自身の人生を
そのまま尊重できたら、

きっと、未来は明るいのです。

自分の人生も大事

そして、もうひとつ。

親は、自分の人生も大事だ
ということを忘れないこと。

「あなたが学校に行かないせいで、
私が苦しんでいる、
私が犠牲になっている」

と親が感じていると、

子どもは敏感なので、
親がそう感じていることは、
必ず伝わってしまいます。

子どもは、
自分がそう思われていると思うと、
自分自身を責めて余計に辛くなってしまう。

ですから、
親が朗らかに自分の人生を生きて

「あなたはあなた、私はわたし」

と子どもが学校に行っていない状態を、
否定せず、そのまま受け入れることができたら、

時間はかかるかもしれませんが、
子どもは次のステップに

少しずつでも進んで行けるように
なるのではないでしょうか?

安心で安全にいられる場所

子どもにとって、
お母さんをはじめとした家族が

それぞれ、
明るく自分の人生を生きていると思えて、

家庭が

「安心で安全にいられる場所」

であれば、
子どもは自ずと
動き出すようになると思います。

セミナー「ありのままの僕でいい」

来月のびーんずネットのセミナーでは、
小学校5年生で不登校になり、

学校へ通うことなく独学で
絵を描かれることになった
画家の大村竜夫さんを
ゲストにお迎えします。

大村さんも、
学校に行くことができない自分自身を
長い間責め続けていたと言います。

でも、ご自身の心と向き合う中で
どう生きていくのか、
自分は何をしたいのかを
長い時間をかけて、見つけてこられました。

不登校のお子さんをお持ちで
今、まさに悩みの中にいらっしゃる方、
たくさんいらっしゃると思います。

同じ悩みを持つ者どうしが、
安心して話ができる場で、率直に語り合う。
そしてお互いに感じたことを共有する。

それだけで、びっくりするくらい
心が軽くなることがあります。

悩みは一人で抱えていても、
自然に和らぐことはありません。

とても
アットホームな雰囲気のセミナーです。

よろしければぜひ、ご参加ください♪

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セミナー開催『ありのままの僕でいい』学校をやめた僕が、いま画家として伝えたいこと

金子(A)

 

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不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.9

学校へ行かずにいると、将来どうなるの?
学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?

もちろん、そこに正解なんてありません。
世の中の多くのものごとと同じように。

でも、
いろんな例を見聞きし、知ることができれば、
不安を和らげるのに役立つのではないか。

そんな思いから
自らも息子の不登校を体験した親である
びーんずネットの二人が、不登校をテーマに
インタビュー事例集を作成しました。

不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。
子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。

そんな七人七色の「雲と青空」を、
丹念に取材してまとめました。

雲を抜けた先には、
いつも青空が広がっている――。

ぜひ、ページを繰って、
あなた自身でそれを確かめてみてください。

学校には、行ってもいいし行かなくてもいいと思えたら” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 高野真喜子 より:

    本当にそうですね!うちの娘は、ハッキリと学校行かない宣言を早くからしてました。でもそれを受け止められなかった私…でもそこにのみ価値観を置かなくていいと私が思えてからは、娘も自分で動き始めました。もちろんゆ〜っくりですが!
    あとは私のやるべきことを見つけ出し、娘には必要なサポートをしていくのみですね!
    金子さんご夫婦の歩みは素晴らしいです!!
    私はまだまだ踏み出そうとしてるところ…でも私も動き始めてます。

  2. beansnet より:

    高野さん、

    コメントありがとうございます。
    私たち夫婦も、価値観を変えて
    息子の想いをそのまま受け止めるまでの道のりは
    簡単ではありませんでしたし、
    時間もかかりました。

    親も子も、
    自分らしく生きるための「一歩」を踏み出すには
    勇気もパワーも必要ですが、
    そこを越えると、見えてくる景色がありますよね。

    その、広く果てしなく自由な景色を
    ぜひ、みなさんと共有できたら、
    迷いながら、悩みながらでも
    進んで行けたら…。

    そう思って、これからも活動を続けていきたいと思っています。

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