不登校だから先がないとか一切ない

不登校だから先がないとか一切ない

びーんずネットが発行している
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。

ご登場いただいているのは
不登校・ひきこもりを経験した人、
その保護者、子ども達に寄り添う人、
そして独自の学びを実践した人。

7人7色の雲と青空の物語を
冊子にしてお届けしています。

今回は12月7日開催のセミナー
知ろう!語ろう!「不登校」
のゲストにお招きする、
アンガージュマン・よこすか理事長の
島田徳隆さんのインタビューの中から
印象的な言葉をご紹介します。

不登校だから先がないとか一切ない

島田徳隆 特定非営利活動法人アンガージュマン・よこすか 理事長

いつも青空島田さん

神奈川県横須賀市で、不登校・ひきこもりの子どもたちのためのフリースペースと学習支援に携わっているアンガージュマン・よこすかの島田徳隆さん。

「地域の商店街の方々に見守られながら、子どもたちが安心して過ごせる居場所であり続けたい」と話す島田さんの、今にいたる道のりには、予期せぬ偶然の出来事やたくさんの出会いがありました。ユーモアいっぱいに語ってくださる島田さんに、これまでのご自身のこと、関わってきたお子さんたちについてお聞きしました。

●ひきこもりから留年、測量事務所でバイト……P.52
●不登校生と接する中で……P.55
●なめられちゃえばいい……P.55
●自分を見直す時間……P.56

 

島田さんの言葉から

 完全にひきこもりではないんですけど、ただメンタルとしてはひきこもりに近い感じで。いわゆる社会との接点が薄れてるって言ったらいいんでしょうかね?
 なかなか這い上がれないまま、どうしよう? みたいな。
 で、四年生で決定的に卒業単位が足りないから留年、ということが決まって、やっとそこで腹をくくったというか。まあ受容と言ったらいいんですかね? 受け入れざるを得ない。

島田さん画像1

 やっぱりまあそういう経験をすると、「にんげん何でもできるな」って。
 先入観とか自分で何か限界をつくっちゃわないで、いろいろチャレンジしてみるっていうのもアリだな、と思うし、そのことで可能性が広がるっていうかね。

 生徒の懐に入り込むには、なめられちゃったらすごい簡単なのにな、と思うんですけど、通じない。だからそこをどうやって通訳したらいいのかな、っていうのは時々思います。

島田さん画像3

 学校で先生とトラブった子たちって、大人を信用してないんです。だから大人としてじゃなくて、年齢は違うけれどもひとりの友人というか、そこからの関係だと思って、もうこっちが全部さらけ出してかかわる。技術とかテクニックとかなんにもなかったので。体当たりでぶつかる。

 不登校だから先がなくなるとかね、可能性がなくなるとか一切ない。
 そういう子でもね、落ち着くし、全然問題はない。彼の場合、むしろ当時のほうが面白かった。ユニークだった気がするんですよね。

・・・・・・・・・

いかがでしたでしょうか?

ご自身の実体験と
15年間・200人以上の不登校生と
関わってきた島田さんならではの
言葉だと思います。

島田さんをゲストに迎えて
不登校の子どもたちの
「その先の進路」を中心に、
みなさんと一緒に
トークセッション形式で考えるセミナー
知ろう!語ろう!「不登校」。

残席、あと1名さまのみです。

ぜひお早めにお申し込みください。

https://beans-n.com/lp/seminar20191207/

 

島田さんのインタビューが収録された
『雲の向こうはいつも青空』Vol.2。いつも青空表紙Vol.2お求めはこちらから
https://beans-n.com/lp/behind-the-clouds-vol2/

金子(A)

 

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7年間の不登校から15歳で飛び込んだ社会は、思っていたよりあたたかかった

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代のトラウマと向き合う決心をしたこと。

不登校支援団体のボランティアスタッフとして、不登校の当事者・保護者の方々とのたくさんの出会いを通じて感じたこと――。

美空さんがこれまでご自身のラジオアプリで語ってきた内容を今回、不登校を軸にして一冊の本にまとめました。

読み終わったときにはきっと、安心と希望を感じられる、そんな一冊になると思います。

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