セミナーレポート「本当の不登校の話をしよう」

こんにちは。金子(A)です。

先週土曜日、主催・川崎の親子を考える会、
協力・びーんずネットで
セミナー「本当の不登校の話をしよう」を
開催しました。

おかげさまで定員の50名を超える方から
お申込みとご来場をいただきました。

今回のレポートでは、
ご参加いただけなかった方にも
当日の様子がよくわかるよう、
写真を交えて順にご案内したいと思います。

川崎の親子を考える会

まず開会にあたって、主催団体である
「川崎の親子を考える会」の各メンバーから
自己紹介をさせていただきました。

「川崎の親子を考える会」は
親子のコミュニケーションプログラム
「親業」の普及を主な活動として
川崎在住の親業インストラクター有志で
構成されています。

川崎子どもの権利の日の市民企画事業には
初回から18年連続で参加していることも、
改めてご案内させていただきました。

そのあと、セミナー
「本当の不登校の話をしよう」に入ります。

びーんずネット、そしてゲストのご紹介

まずは私の自己紹介から。

今から五年前、小学校三年生だった息子が
不登校になったこと。
ほぼ半年間の引きこもり生活を経て、
デモクラティックスクールに出会い、
現在はそこに居場所を見つけていること。

そして、自分自身が思い悩む中で
自分がして欲しかったこと、
聞きたかったこと、
それを私なりの方法でお伝えしていきたい。

そういう想いから
自分なりにできることはないだろうかと、
今年、びーんずネットの活動を始めたことを
ご説明させていただきました。

そして、ゲストお二人に
自己紹介をいただきます。

蓑田雅之さんはコピーライターとして
ご活躍されるかたわら、

企業や保育園・幼稚園で
不登校にならないための
「おはなしワクチン」
の活動をされていらっしゃいます。

現在武蔵野大学人間科学科2年生の
山田莉那さんは、高校2年の夏に
学校のあり方に疑問や
不安を感じて退学されます。

その後、高校卒業まで引きこもりますが、
大学受験を決意して大学に進学、
現在は学園祭の実行委員会をつとめるなど
充実した学生生活を送っています。

学校へ行かないのはいけないことですか?

と、一通り紹介が済んだところで、
核心の質問に入ります。

「ところで蓑田さん。
学校に行かないのは
いけないことですか?」

私のその質問から始まった第一部、

「学校へ行かないのは
いけないことですか?」

学校は行きたくなければ
行く必要がないこと。

それを憲法、教育基本法、そして
教育機会確保法それぞれの
歴史的な成り立ち、背景と観点を
非常に分かりやすく蓑田さんに
ご説明をいただきました。

山田さんには高校をやめて
引きこもっていた頃の
実際の生の気持ちを
率直にお話いただきました。

参加者同士で感想をシェアしあう時間

こうして話が弾んだところで一旦、
参加者同士の感想シェアタイムをとります。

4人一組になって、
これまでの話の中で自分が感じたこと、
思うことを参加者同士、
向かい合って話し合います。

1人あたり2分、全体でも10分弱と
時間は短いのですが、このシェアタイム、
どのグループも生き生きとした
熱気に包まれます。

初めて会った見知らぬ人同士ですが、
同じテーマに共感してとても温かな雰囲気で
みなさんが話し合っているのを見るのは、
とても嬉しかったです。

学校システムを告訴する!

そして全体での感想シェアのあと、
みなさんに今少し突っ込んで
考えてもらう材料に、
と動画を見ていただきました。

「衝撃的だった」

というご感想をいただくことが
多かったこの動画、

「学校システムを告訴する」です。

学校システムを告訴する(6分)

動画を見て、みなさん思うところが
さらに出てきたところで、
2回目のシェアタイムです。

どのグループも大変
話が盛り上がっていました。

多様な学び

続く第2部のテーマは「多様な学び」です。

蓑田さんからサドベリースクールを
はじめとするオルタナティブ教育を
ご説明いただいた後、

今度は「学校システムを告訴する」とは
非常に対照的な動画、
「ハドソンバレーサドベリースクール」の
動画を鑑賞しました。

ハドソンバレーサドベリースクール(3分弱)

その後は当日参加者のお一人として
ご来場くださったNPO法人
フリースペースたまりば理事長の
西野博之さんにもお話いただきました。

改めての説明ですが、学校や家庭、
地域の中に自分の「居場所」を
見出せない子どもや若者たちが集まる
フリースペースとして、
川崎市高津区で1991年にスタートしたのが
「フリースペースたまりば」です。

2003年には高津区津田山にオープンした
「川崎市子ども夢パーク」に、
全国的にも非常に珍しい
”公設民営”のフリースペースとして
「フリースペースえん」が開設されます。

西野さんはその運営を
していらっしゃる方です。

ちなみに「たまりば」の語源は
多摩川=多摩リバーの意味もかけていた、
という意表をつく新事実も判明!笑

これまで30年近くにわたって西野さんが
取り組まれてきたことをベースに、
それこそ「本当の」
不登校のお話をしていただきました。

「親は子どもを見守っていくことが大切、
とよく言われますが、具体的に
どういう風に見守ったらいいですか?」

恐らく多くのお母さんが聞きたい質問だと
思いましたので、私の方から西野さんに
そんな質問も投げかけさせて頂きました。

最後には同じ川崎で
不登校の親の会の活動をなさっている
Tea Timeの緒方さんと、
不登校を考える親の会 川崎の会の
竹内さんにも一言ずつ
ご挨拶をいただきました。

受付でも不登校に関する各種資料を
ご用意させて頂きましたが、

こうした様々な活動をされている
みなさんと連携して、少しずつでも
子どもたちが学ぶ環境や世の中の風通しが
良くなる手伝いが出来れば、と思ってます。

安心して思いを話すことができる、あたたかな場

いつもながら、蓑田さんの語り口は
優しくて自由で、でもしっかりと
熱い想いも伝わってきます。

そして山田さんの飾らない
率直でまっすぐに届いてくる生の声に、
勇気付けられた方も
多かったのではないでしょうか?

最後になりますが、
こうして満員の熱気あふれる、でも
とっても雰囲気の良い会になったのは、

ひとえにご参加いただくみなさんが、
安心してご自身の思いを話すことができる
あたたかな場を作ってくださったからこそ、
だと思います。

そのことが、今回のセミナーの
いちばんの魅力になったのでは
と思っています。

毎度ながら、そこから私自身が
力をいただいています。

熱心にご参加くださったみなさまに、
心から感謝いたします。

本当にありがとうございました!

おはなしワクチン|蓑田雅之さん
https://ohanashivaccine.wordpress.com/

フリースペースたまりば
http://www.tamariba.org/

Tea Time
http://teatime-futoko.blog.jp/

不登校を考える親の会 川崎の会
http://kawakai6526-014.com/

川崎の親子を考える会
http://kawaoya.wixsite.com/mysite

金子(A)

みなさんからいただいたご感想は、
こちらでご紹介しています↓

セミナーレポートPart2「本当の不登校の話をしよう」

顔写真

 

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雲の向こうはいつも青空

学校へ行かずにいると、将来どうなるの?
学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?

もちろん、そこに正解なんてありません。
世の中の多くのものごとと同じように。

でも、
いろんな例を見聞きし、知ることができれば、
不安を和らげるのに役立つのではないか。

そんな思いから
自らも息子の不登校を体験した親である
びーんずネットの二人が、不登校をテーマに
インタビュー事例集を作成しました。

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