インタビューしました!雲の向こうはいつも青空Vol.7 松本雅彦さん

 

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。

先日、Vol.7の取材でお話をうかがったのは
福岡市を拠点に「ITと心のカウンセラー」
として、不登校相談・親の会の運営などの
支援活動をされている“まつぼん“こと
松本雅彦さんです。

セラピストで「不登校のお母さんの会」を
主催する妻のちず子さんとともに、ご夫婦で
支援活動をおこなっているまつぼんさん。

今でこそ不登校について積極的に
発信・活躍されているまつぼんさんですが、
長男が中学一年生で不登校になったとき、
「不登校生の親と見られるのが、
恥ずかしくて情けなかった」
と当時を振り返ります。

起きられない、具合が悪いと訴える長男に、
「仕事も学校も、休むものじゃないんだ」
と、叱咤する日々。
しかし、まつぼんさん自身も
仕事で単身赴任中、
心身に不調をきたすようになります。

朝起きられないし、夜も眠れない。
うたた寝のように眠ったとしても、
見るのは仕事の夢ばかり。

もしかしたら息子も
同じ思いをしているのか……。

自分の心身の状態が、長男にリンクして
感じられたというまつぼんさんは、
単身赴任から戻った後、ちず子さんが
通っている親の会に行くようになります。

「自分たちだけじゃなかった」
という安心感。
「こんな考え方もあるんだ」
という新鮮な思い。

その後、心理学を学んだまつぼんさんは、
「同じように苦しんでいる人たちが
気軽に相談できる場所をつくりたい」
との思いから、会社を辞めて
福岡市内に居場所カフェ
「カフェココ」を開きます。

そこには、楽しそうに働く
長男の姿もありました。

2019年に惜しまれながらもお店を閉め、
2020年には新たに
「不登校支援オフィスここるーむ」を
スタートさせたまつぼんさんとちず子さん。

お子さんの不登校に悩み
苦しむ方々に寄り添った、
今のご活動にいたるまでのお話をうかがい、
同じように夫婦で活動している私たちも
力をいただきました。

まつぼんさん、そしてちず子さん、
本当にありがとうございました。

『雲の向こうはいつも青空』
Vol.7は、来年3月発行予定で進めています。

どうぞお楽しみに!

金子(A)

 

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7年間の不登校から15歳で飛び込んだ社会は、思っていたよりあたたかかった

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代のトラウマと向き合う決心をしたこと。

不登校支援団体のボランティアスタッフとして、不登校の当事者・保護者の方々とのたくさんの出会いを通じて感じたこと――。

美空さんがこれまでご自身のラジオアプリで語ってきた内容を今回、不登校を軸にして一冊の本にまとめました。

読み終わったときにはきっと、安心と希望を感じられる、そんな一冊になると思います。

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