インタビューしました!『雲の向こうはいつも青空』Vol.6 ③広田悠大さん
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。
今回お話をうかがったのは、東京都町田市で
コワーキングスペースを活用した
ユニークな学びの場を運営している
「探求フリースクール・マチラボ」代表の
広田悠大さんです。
中学時代に不登校を経験した広田さん。
きっかけは校内での度重なる暴力事件に
巻き込まれ、学校に居場所を
見出せなくなったことでした。
当時、自宅に近い桜美林大学が行なっていた
不登校支援を受けに、中学二年の広田さんは
大学のキャンパスに通い始めます。
そこで目にしたのは、
国際的で自由な雰囲気の中、
好きなことに没頭している、
楽しそうな大学生の姿でした。
「中学校=学校、と思っていたのが
完全にリフレーミングされた」
と振り返る広田さん。
大学に行きたい、そのためには
高校進学が必要だと広田さんは
中学3年時に学校に復帰します。
進学した大学では自らの経験を生かし、
「寄り添いを考える会」を立ち上げ、
不登校支援を始めるとともに、
「公教育の中にも多様性をつくるべき」
との思いから、文科大臣の学生秘書として
永田町に飛び込み、政治の世界にも
積極的に関わっていきました。
パラレルキャリアとして続けた
不登校生の支援。
そこから地元の町田市で
2020年9月に全国初となる、
コワーキングスペースを活用した
フリースクールを開校するまで――。
広田さんのこれまでの歩みと、
マチラボに込めた思いをうかがいました。
「探求フリースクール・マチラボ」
https://machida-labo.com
「マチラボ」がある、
「COMMUNE BASE マチノワ」は
内装に木がふんだんに使われた、
とてもあたたかな雰囲気でした。
ここで地域の方々とともに
学びあえる子どもたち、
素敵だなあと思います。
https://cb-machinowa.com
『雲の向こうはいつも青空』Vol.6は
今年9月の発行を目指して、
インタビューを進めています。
どうぞお楽しみに!
金子(A)
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おはなしワクチン蓑田さんの書き下ろし小説『繭の城』
不登校・ひきこもりを題材にしたある家族の物語で、小説の形で描かれています。
固く閉ざされた少年の心のドアをそっとノックしてきた「ある人」。
彼女をめぐって静かに大きく進んでいく、家族の成長と再生の物語です。