子どもたちの「とまり木」

我が家から見える、大きな桜の木。
この春も美しい花を咲かせてくれました。

ちょうど満開になったころには、
毎日のようにヒヨドリたちがやってきては
お花をついばむ姿が見られました。

「花の蜜が甘いんだろうね」

息子にそう言ったら

「小鳥も休憩がてら、オヤツ食べに
来てるんじゃないの」って。

ああ、そうだなあ。
いい表現するなあと思いました。

止まり木を自由に選べるように

多様な学びプロジェクト
の代表をされている生駒さんと、
先日お会いした時に、
新しい缶バッチをいただいたので、
嬉しくて早速バッグにつけています。

本当なら、
中学に通っていない中3の
息子用なんでしょうけど。笑

鳥と木がデザインされている
素敵なバッチなのですが、
「鳥」が子ども、
「木」は立ち寄れる場所を
イメージしているそうです。

ロゴデザインは鳥が子ども、木は立ち寄れる場所をイメージしています。
「不登校」というと、暗いとか、残念とか、そんなイメージがつきまといます。
そのイメージに傷ついて家から出られなくなってしまう子もいます。
そこで、彼らを「free bird kids: 自由な魂をもった子ども達」と新しいイメージで呼びたいと思っています。
鳥が止まり木を自由に選べるように、自分の学び場も、あそび場も、居場所も、選ぶことが出来る。
あなた達の未来は閉ざされることなく開かれているんだよ、理解してくれる地域の人たちはいるんだよ、とこのロゴで伝えたいと思っています。
(多様な学びプロジェクトパンフレットより)

安心して羽根をやすめ、自由に飛んでいける場

「多様な学びプロジェクト」は、
全国で14万人もいる、
学校外で学ぶ子どもたちが、
家以外でも、気軽に立ち寄れる場を
つくるプロジェクトです。

今、
プロジェクトは全国的に広がりつつあり、
ご協力いただける施設やお店
(地域の図書館、児童館、塾や商店、
プレーパーク、フリースクールなど)
が増えています。

小鳥が安心して羽根をやすめ、
おやつを食べたり、
おしゃべりできるような「止まり木」。

そして、またそこから
次の止まり木へと、自由に飛んでいける。

学校以外で学ぶ子どもたちにとっても、
そんな出会いと学びにつながる場所が、
もっともっと
増えていくことを願っています。

多様な学びプロジェクト
https://www.tayounamanabi.com/

金子(A)

 

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不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.10

学校へ行かずにいると、将来どうなるの?
学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?

もちろん、そこに正解なんてありません。
世の中の多くのものごとと同じように。

でも、
いろんな例を見聞きし、知ることができれば、
不安を和らげるのに役立つのではないか。

そんな思いから
自らも息子の不登校を体験した親である
びーんずネットの二人が、不登校をテーマに
インタビュー事例集を作成しました。

不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。
子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。

そんな七人七色の「雲と青空」を、
丹念に取材してまとめました。

雲を抜けた先には、
いつも青空が広がっている――。

ぜひ、ページを繰って、
あなた自身でそれを確かめてみてください。

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