セミナーレポート「ひきこもり・不登校からの自立」

「三度の飯より家庭訪問が好き」
と仰る荒井裕司さん。

昼は通信制高校・さくら国際高等学校の
学園長として、そして夜は不登校で
ひきこもっている子どもたちの家庭訪問を、
長年にわたって続けてこられました。
これまで約四十年のあいだに
荒井先生が出会った子どもたちは、
実に数千人に及びます。

その荒井裕司先生をゲストにお迎えしての
オンラインセミナーを開催しました。

会社員だった荒井先生が
私塾を始めたきっかけ、
これまで不登校の子どもたちと接する中で
感じてきたこと、
ひきこもり・不登校の子を持つ
親への十ヶ条の紹介――。

参加のみなさまからの質問にも、
ひとつひとつ丁寧に答えていただきました。

「親が明るく元気でいることが
子どもの安心につながる」

という荒井先生のお話と、
温かなお人柄に癒され、
元気をいただいた二時間でした。

セミナー後のアンケートに寄せられた声を、
ここにご紹介します。

どんなことで悩んでいましたか?

荒井先生が家庭訪問をすることで外に出ていくお子さんたちの事例をご本で読んでいました。外の世界とほとんどつながりのない息子は、このまま家族の中だけて過ごしていて良いのか、私がカウンセラーや相談機関と繋がったほうが良いのか、悩んでいました。(むぎむぎさん)

息子が不登校で、一切外出せずひきこもっているので、親としてどう接するのがベストなのか常に考えていました。(悩んでいるというより、考えている、検討、見直しているという状態)(Tazonさん)

高一の秋に不登校になり、退学して今現在は通信制高校に通う長男が、「俺ずっとこのままかな」と、未来への不安を口にしたり、大学受験したいから、と通い出した塾にもなかなか通えず、親としても不安な毎日でした。(A.mimosaさん)

何が決め手で申し込みましたか?

びーんずネットから本を購入させていただき(「おはなしワクチン」)、びーんずネットさんのイベントに参加してみようと思っていました。(ラウラさん)

現在高一の息子が通う通信制サポート校が、さくら国際高校の提携校だから。 サポート校の先生と荒井先生の理念に共通するものがあるかどうか、知りたかったからです。(ru-rubiさん)

びーんずネット主催ということと、荒井先生の生の声をお聞きしたかったです。(エマさん)

どんな気づきや学びがありましたか?

たくさんありすぎて考えがまとまらないのですが、とにかくポジティブで幸せな気持ちになれました。

今こうして毎日一緒に笑って、穏やかに過ごせているのは、息子が不登校になったからだなぁと思えました。

無理に登校させていた頃は本当に毎日が辛かったです。無理に笑っていても、きっと、機嫌を取って登校させようとする本心を息子に気づかれていました。

荒井先生が「不登校になるのはすごいパワーがいること」とおっしゃっていましたが、「息子がパワー全開で学校を拒否したからこそ、今があるのだ」と息子が誇らしくなりました。

セミナーが終わって息子を見ると、ゲームのガチャが出なかったと超絶不機嫌でした。私は気にせず娘とオヤツを食べて、夕飯の準備を機嫌よくしていたら、息子も気持ちを切り替えて話しかけてきました。

息子に関わりすぎず、親が楽しく自分の人生を生きていれば、子どもは勝手に自立するというのは、こういうことの延長なのかもなぁと思いました。(むぎむぎさん)

「よくぞ不登校になってくれた、と受けとめて」という話や、「不登校は相当のエネルギーがないとできない」というお話に励まされました。(Tazonさん)

学校に行かない選択をし、それを何年もやっていることはとてもエネルギーのいること。それをやっていることはエネルギーを持っているということ。この視点に感銘をうけました。(エマさん)

コロナで親の会などに参加できていないのでホッとできました。

〈学びと気づき〉

①子どもが好きなことに注目する。 (好きなことにに気づいて、それを仕事などにつなげていくのは私にはとても難しく感じました。)

②親自身が人生を楽しむ(ちずさん)

荒井先生がその子を知ろうとすることに一生懸命であるところから、私も娘のことを一生懸命知ろう、まずは娘の好きな動画を見てみようと思いました。(れいこさん)

親が元気に明るくいることで、子どもは安心できるんだと素直に受けとることができました。

荒井先生の子どもたちを信じる温かいお気持ちがとても伝わり、直接お会いしているかのようでした。本当にありがとうございました。皆さんの笑顔にほっとできました。

親の十ヶ条、子どもの十ヶ条も心に刻んでいきたいです。

私も中学一年の不登校の息子と、また一緒の部屋で寝るようになり、ゆっくり話したり、一緒にヨガをしながらのんびり過ごしながらも、これでいいのかと気にしてました。でも荒井先生に心配しないでと言われ、救われました。同じ思いのお母さんがいらっしゃるんだなって心強い気持ちでした。(ちあきさん)

荒井先生が、どなたかの質問に対して、「お母さんが、自分が楽しいことをしてください。そうしたら子どもも、ああ、オレも自分のことをしなくちゃ、って思いますから」と答えておられたのがよかったです。自分が楽しく暮らすことが、子どもの幸せにつながる。(もじゅさん)

どんな人におすすめしたいセミナーでしたか?

不登校、ひきこもりの関係者はもとより、関係のない方々にも興味を持ってもらえたら、社会全体も認識に変化が出るのになぁと思います。  当事者さん、親御さん方は勇気をもらえるセミナーですね。(はまちゃんさん)

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セミナーに参加されたみなさん、
そして後日視聴でご覧いただいたみなさん、
本当にありがとうございました。

みなさまからの率直なご感想・ご意見が
私たちにとって大きな励みになります。

重ねまして、熱心にご参加いただきました
みなさまに、心から感謝いたします。
ありがとうございました!

金子(A)

 

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「とりあえずビール。」で、不登校を解決する

「お父さんが不登校を許してくれない」「夫を説得するためには、どうすればいいんでしょう?」――著者の蓑田さんが不登校の親の会やセミナーで出会ったお母さんからの切実な声を受けて書かれたのがこの本です。

「お父さんに向けた、お父さんのための、お父さんが書いた不登校の本」は、おそらく本書が初めてではないでしょうか。

読み進めるうちにタイトルに込められた意味に深く納得いただけることと思います。

「はい、これ、読んでみて」とお父さんに手渡すだけで効果のあるものにしたいと意識して書いた、という蓑田さん。お父さんの気持ちになって、どのように父親は不登校のことを考え、対処していけばいいかということに的を絞り、ロジカルに、丁寧に、そして蓑田さんならではの優しい言葉で書かれているのが本書の特徴です。

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