不登校でも大丈夫? 子どもの心、体、命を守るために周りの大人ができること
「学校に行きたくない」
その一言が言えずに、苦しい思いを
抱えている子どもたちがいます。
「学校に行きたい。でも体が動かない」
どうにもならない自分の心と体に戸惑い、
不安を抱える子どもたちがいます。
「学校に行ってない私なんて、だめだ」
自分を追い詰め、
自分を責め続けている子どもたちがいます。
そんな子どもたちに、
わたしたち大人は何ができるでしょうか?
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今から11年前。
夏休みが終わる、
ちょうど今頃の時期だったと思います。
小学校3年生だった息子と、
私の実家で過ごした帰りの車の中で
「夏休みが終わるのがイヤだ」
と息子が急に泣き出しました。
宿題が終わらない。
漢字ドリルがぜんぜん書けてないのだと。
「漢字のない世界に行きたい」
と号泣する息子に、当時の私は驚き、
戸惑うばかり。
「大丈夫。いっしょに練習しよう」
「心配ないからね、なんとかなるから」
そうやって、なんとか
息子を励まそうとしていました。
それが彼のSOSだったのだと気づくのは、
その後数ヶ月経ってから。
「お母さん、学校にいきたくないです」
小さな丸い文字で、
彼が一生懸命書いたメモを
私が見つけたときでした。
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今月末の8月31日(土)に
まぎぬ児童家庭支援センター(川崎市宮前区)
でびーんずネットの金子(A)がお話しします。
(主催・問合せ先:社会福祉法人
川崎愛児園・まぎぬ児童家庭支援センター)
息子の不登校、
その後のひきこもりの時期を、
親としてどんなふうに受け止め、
過ごしてきたのか。
子どもの気持ち、そして
みまもる保護者の気持ちについても、
私自身の経験から、
率直にお話ししたいと思っています。
そして、子どもたちにとって、
一番大切なことはなんなのかを、
みなさんと一緒に考える機会に
できたらと思います。
ぜひご参加ください!
詳細・お申込みはこちら↓
https://www.instagram.com/p/C9ozAuaSGUV/?img_index=1
金子(A)
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おはなしワクチン蓑田さんの書き下ろし小説『繭の城』
不登校・ひきこもりを題材にしたある家族の物語で、小説の形で描かれています。
固く閉ざされた少年の心のドアをそっとノックしてきた「ある人」。
彼女をめぐって静かに大きく進んでいく、家族の成長と再生の物語です。