セミナーレポート「不登校の、その先は?Vol.2」

こんにちは。金子(A)です。

バタバタしていてレポートが
遅れてしまいました…。

8月29日に不登校トークリレー
「不登校の、その先は?」を開催しました。

会場20名、オンライン18名、
合計38名の方々にご参加いただき
おかげさまで熱気あふれる会になりました。
ほんとうにありがとうございます!

今回のレポートでは、
ご参加いただけなかった方にも
当日の様子がよくわかるよう、
写真を交えて順にご案内したいと思います。

まずは私の自己紹介。
このスライドはお約束ですね。笑
忍者大好き息子が
小学校三年生のとき不登校になったこと。
ほぼ半年間のひきこもり生活を経て、
デモクラティックスクールに出会い、
居場所を見つけたこと。
そして、息子の不登校を経験した私自身が
今できることをやっていきたいと
びーんずネットの活動を始めたことを
お話しました。

ご存知ですか?多様な学びのこと

そして、いよいよ
三部構成のトークリレー開始!
トップバッターは、コピーライターで
東京サドベリースクール評議員の蓑田雅之さん。

  1. 不登校はなんの問題もない
  2. 問題にしてるのは社会のほう
  3. 親は視野をひろげてほしい
  4. 子どもをリスペクトしてほしい

論点を絞ってひとつひとつ丁寧に
わかりやすくお話していただきました。

「義務教育は子どもの権利であり、
放棄もできるということ」

この説明が「目からウロコだった」
と振り返る参加者の方もいらっしゃいました。

蓑田さんがこれまでお話会として
活動されてきた『おはなしワクチン』
の内容はこのたび、
びーんずネットから書籍として
出版もさせていただきました。
記事末尾にURLも記載しますので
よろしければぜひ手にとってみてください。

ご存知ですか?不登校の子どもの気持ち

そしてトークリレーの第二部は、
かつて不登校を経験した当事者である
海老原ちひろさん。

海老原さんは小学6年生から中学生にかけて
不登校を経験しています。
当時ご自身が感じていたそのときどきの
「感情の波」をわかりやすいグラフと
具体的なエピソードもまじえながら
説明していただきました。

ご自身のつらい体験を客観的に分析して、
一人でも多くの不登校で悩む子を助けたい
という気持ちがひしひしと伝わってくる、
そんな海老原さんのお話にみなさん
ぐっと惹きつけられている様子でした。

ご存知ですか?不登校の子どもの進路

そしてトークリレーのバトンは
アンカーの島田徳隆さんへ。

アンガージュマン・よこすか理事長の
島田さんには、数多くの不登校の
子どもたちに寄り添ってきた経験から
たっぷりと充電をすることの大切さを
お話いただきました。

神奈川県教育委員会発行の
「誰もが和らぐ学校を目指して」に
島田さんから寄せられたメッセージ
「教育は学校と家庭だけに課された
課題ではありません。
社会全体で手をつなぎ、
共に取り組んでいきましょう」
その文に込められた想いについても
お話しいただきました。

大切な小グループでのシェアタイム

そしてびーんずネットのセミナーでは
恒例の、参加者同士のシェアタイム。

ゲストのお話を聞いて感じたこと、
思ったことをゲストも交え、
4人1組のグループでシェアします。
会場もオンラインでも、
大変盛り上がりました!

そして最後は、蓑田さんのご著書
『おはなしワクチン』と、
海老原さん・島田さんのお話が掲載された
『雲の向こうはいつも青空』の
プレゼントじゃんけんです!
会場・オンライン同時にタイミングを
あわせてじゃんけんするのですが
難しいものですね!

みんなで息を合わせてジャンケンポン!
大人だけで盛り上がるじゃんけん大会。笑
面白いですよね。

会場とオンラインをつないでの会は
私たちにははじめての取り組みで
不手際もあったかとは思います。

ですが、みなさんのご協力のおかげで
一体感のある楽しい学びの会になったと
思っています。

それはひとえにご参加いただくみなさんが、
安心してご自身の思いを話すことができる
あたたかな場を作って
くださったからこそです。熱心にご参加くださったみなさま、
そして3名のゲストの方、
お手伝いくださったスタッフの方々に、
心から感謝いたします。

本当にありがとうございました!

おはなしワクチンのお求めはこちらから
https://beansnet.thebase.in/items/33139632

みなさんからいただいたご感想は、
こちらでご紹介しています↓
https://beans-n.com/event/report20200829-2/

金子(A)

 

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7年間の不登校から15歳で飛び込んだ社会は、思っていたよりあたたかかった

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代のトラウマと向き合う決心をしたこと。

不登校支援団体のボランティアスタッフとして、不登校の当事者・保護者の方々とのたくさんの出会いを通じて感じたこと――。

美空さんがこれまでご自身のラジオアプリで語ってきた内容を今回、不登校を軸にして一冊の本にまとめました。

読み終わったときにはきっと、安心と希望を感じられる、そんな一冊になると思います。

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