タイムマシンがあって、あの頃に戻ったら…

こんにちは。金子(A)です。
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。

今日はRさんからいただいた
感想をご紹介します。

私があれこれと言うよりも
アンケートのご回答そのままを
お読みいただくのが一番かと思います。

 

Rさん ★★★★★


――ひと言で言うとどんな冊子でしたか?

息子が不登校5年目に入りますが、改めて振り返るきっかけとなりました。

――どんな点が印象的でしたか?

息子は不登校になって5年目に突入しましたが、今の親子関係が最初からあったわけではなく、不登校を通して今の良好な関係になったのだと気づきました。

前の親子関係はひどかったです、、(笑)私は子供に怒鳴る、無視する、睨む、物を投げるなんて日常茶飯事でした、、ほんとひどい親でした。

子供が学校行かなくなってもしばらくその感じを続けてましたけど、さすがに崩壊した我が子を見たら、私も徐々に自分を変えるしかなかったと思います。

あの時はすぐに受け入れることが難しかったけど、タイムマシンがあって、あの頃に戻って、息子が学校に行きたくないって言ってきたら、きっと抱きしめて、「よく頑張った」って、「もう行かなくていい」って言いたいな、と思いました。

本の中で、一番印象に残った言葉は、山田莉那さんの「自由なぶんだけ責任がある」という言葉。息子も責任を小学三年生という小さな背中に背負ってしまったのだなぁと思い、心に響きました。5年経った今もきっとたぶん自由でいる責任は抱えてるような気がします。

蓑田道さんの、「学校行ってないから自由だし、やりたいことができる」という言葉もよかったです。

今、子供が楽器を習ってるのですが、不登校にならなければ、やらせてないですね。

今のほうが、親子ともに楽しく過ごせてるので、もう悲しみのフィルターを通して、不登校を見なくていいのかな?と思いました。

学校に行かないことを選んだんだと、前向きに捉えていきたいと思いました。

――どのような方にお勧めたい冊子でしたか?

不登校になったばかりの方、当事者やその親御さんに読んで頂きたいです。

たぶん一番辛い時期だと思いますので、この本は励みになると思います。

 

・・・・・・・・・・

Rさん、とても率直な
お気持ちをそのままに
書いてくださって、
本当にありがとうございました。

「悲しみのフィルターを通して
不登校を見なくていい」

そう思えるようになるまでの道のりは、
ほんとうに苦しく、
辛いものだったと思います。

ただ、それがあったからこそ、
今、そう思えるRさんがいらっしゃる。

経験した人でなければ分からない、
経験したからこそ今、
伝えられることがあります。

その言葉はきっと
まさに悩みの中にいらっしゃる方にとって
必要な言葉、励みになる言葉にも
なり得るはずです。

お読みいただいた皆さまからの感想を
こちらでも順次、ご紹介していきますね。

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』

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