インタビューしました!『雲の向こうはいつも青空』Vol.9高島智さん
今年6月発行予定の
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。
ただいまVol.9の取材を進めています。
今回は島根県松江市在住の、
「さとさん」こと高島智さんに
お話をうかがいました。
現役の児童クラブ支援員・保育士として
20年近い経験をお持ちのさとさん。
バルーンアートバフォーマンスの
「さと原人」としても活躍する他、
子育てコーチング協会インストラクター、
不登校の子を持つ親のための
オンラインサロン「不登校の先にあるもの」
を主宰されるなど、子育て中の保護者や、
さまざまな活動を精力的に続けています。
さとさんの3人のお子さんのうち、
長女と長男が学校を休むようになったとき、
「行かなくてもいいよ」
とはじめから言えたというさとさん。
ご自身もかつて中学1年生の夏休み明けに
学校に行くのが苦しくなり、
家にもいられず、
街を彷徨った時期がありました。
平日の日中、行くところがなく
地域の児童文化センターで
一人で遊んでいたとき、
理由も聞かずに見守ってくれた
センターの職員さん。
思う存分遊ばせてもらった
その思い出が、その後さとさんが
子どもに関わる仕事へと導かれる
原体験となっていきます。
学校に戻ったのは、
兄のひと言がきっかけでした。
それまでの悩みがあっけないほど簡単に
解決してしまったと言います。
「好きなだけ遊んだ子は必ず元気になる」
「何かのきっかけや、誰かのひと言で
びっくりするくらい矢印の向きが
変わることがある――」
それは子ども時代のご自身の経験や、
3人のお子さんの子育て、そして
たくさんの子どもたちと過ごす中で
さとさんが実感してきたことでした。
「このインタビューを
誰に読んでほしいですか?」
という最後の質問に、迷わず
「我が子たち」と答えたさとさん。
いつか子どもたちが親になって
子育てに苦しくなったら読んでほしいと。
それは、インタビュアーの私にとっても、
とても嬉しい言葉でした。
インタビューの翌日には、
松江城でのお散歩会に息子さんと
参加してくださったことも
本当に嬉しかったです!
さとさんと息子さんの話を聞くことができ、
贅沢でとても楽しい会になりました。
心から感謝しています。
さとさんが主催するオンラインサロン
「不登校の先にあるもの」
のブログはこちら。
https://profile.ameba.jp/ameba/satogenjin
児童クラブ支援員として、
全国の支援員の方々の相談に乗っている
さとさんのオンラインサロンの
ブログはこちら。
https://ameblo.jp/satogenjin/
雲の向こうはいつも青空Vol.9は
今年6月の発行を目指して、
インタビューを進めていきます。
順次取材レポートを掲載していきますね。
どうぞお楽しみに!
金子(A)
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おはなしワクチン蓑田さんの書き下ろし小説『繭の城』
不登校・ひきこもりを題材にしたある家族の物語で、小説の形で描かれています。
固く閉ざされた少年の心のドアをそっとノックしてきた「ある人」。
彼女をめぐって静かに大きく進んでいく、家族の成長と再生の物語です。