インタビューしました!雲の向こうはいつも青空Vol.9 生井由起子さん
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。
今年6月発行予定のVol.9の取材が、
いよいよスタートしました!
今回お話をうかがったのは
家族関係リフォームカウンセラーの
「ゆっこさん」こと生井由起子さんです。
「子どもが不登校になったことで、
今は生きるのがラクになりました」
と語るゆっこさんですが、
当初は義務教育期間の子ども
3人全員が不登校、という
状況を受け入れられず
世間から「母親失格」の
太鼓判を押された気がしたと言います。
特に、ことあるごとにゆっこさんの
「心の地雷」を踏み続けた長男には、
「なんでこんなに私を怒らせるの?!」
と毎日のように心の中で叫んでいたと
当時を振り返ります。
二人の娘たちには感じない苦しさを、
どうして長男の言動にだけ
感じてしまうのか?
その自分の心を知りたいと参加した
心理学講座での学びをきっかけに、
自分と向き合い、少しずつ
それまでの考えや物事の捉え方を
変えていったゆっこさん。
「子どもたちが、不登校になることで
教えてくれたんです。
『お母さん、そういう生き方じゃ
辛くない?』って」
「3人がかりじゃないと、
きっと私は気づけなかった」
ゆっこさんのそんな言葉が、
とても印象的でした。
インタビュー当日は、
ゆっこさんのご自宅近くの
大きな公園で待ち合わせをしました。
木の枝を手にのびのびと走り回る
娘さんたちを眩しそうに眺めていた
ゆっこさんの優しい表情が、
今も心に残っています。
ゆっこさん、そして
同席してくださった二人の娘さんも、
長時間の取材にご協力いただき
本当にありがとうございました。
ゆっこさんのフェイスブックの
ライブ配信では、お子さんと一緒に
公園を歩きながらお話しすることも
あるそうですよ。
素敵ですね。
雲の向こうはいつも青空Vol.9は
今年6月の発行を目指して、
インタビューを進めていきます。
順次取材レポートを掲載していきますね。
どうぞお楽しみに!
金子(A)
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おはなしワクチン蓑田さんの書き下ろし小説『繭の城』
不登校・ひきこもりを題材にしたある家族の物語で、小説の形で描かれています。
固く閉ざされた少年の心のドアをそっとノックしてきた「ある人」。
彼女をめぐって静かに大きく進んでいく、家族の成長と再生の物語です。