インタビューしました!雲の向こうはいつも青空Vol.10 本間友絵さん

 

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。
今年6月発行予定の、
Vol.10の取材を進めています。

今回お話をうかがったのは
会社員の本間友絵さん。
IT企業のシステムエンジニアとして
この春、入社4年目を迎えました。

小学生のころ、通っていた学校は
1学年2クラス。
こじんまりとした、とても
アットホームな雰囲気の小学校でした。

ところが進学した中学校は1学年8クラス。
急に規模が大きくなり、知らない顔が増え
学校の雰囲気も一変します。

入部した軟式テニス部では、
縦社会の理不尽さに戸惑いました。

これまでは「少し年上のお姉ちゃん」
のように思って一緒に遊んでいた子たちが、
「先輩」として独自のルールを押し付け、
下級生たちの行動を厳しく制限してくる。

「納得できない」と言う本間さんに、
同級生たちは「そういうものだよ」
「しょうがない」と受け流すばかりで
誰にも共感してもらえませんでした。

中1の夏に部活自体はやめたものの、
それを機に学校という場に対する違和感が
どんどんふくらんでいった本間さん。

本格的に不登校になったころ、
父親が見つけてくれた川崎市にある
フリースペース「えん」
に通うようになります。

学校に行っていない自分は
みんなが当たり前に
できることができていない――。

そんな負い目を感じていた本間さんに対して
「えん」のスタッフは誰一人、
特別扱いをすることはありませんでした。

自分のことをそのままで受け入れてくれる。

そんな大人と出会ったのは
初めてのことでした。

「私は私のままでいいんだ」
そう思えるようになったころ
中学3年の春、本間さんは学校に戻ります。

違和感をそのままにしないこと。
”自分らしくいられる場所”
を探すのが得意になったこと。

それが、その後の進学や就職の際に
役立ったと笑顔で話してくださいました。

本間さん、
長時間のインタビューにご協力いただき
本当にありがとうございました。

雲の向こうはいつも青空Vol.10は
今年6月の発行を目指して、
インタビューを進めていきます。

どうぞお楽しみに!

金子(A)

 

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