インタビューしました!雲の向こうはいつも青空Vol.10 太田聡美さん

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。
今年6月発行予定の、
Vol.10の取材を進めています。
今回お話をうかがったのは
愛媛県伊予市を拠点に
学校が苦手なお子さんのための居場所
「トーキョーコーヒー」と、
保護者のための活動をしている
poco pono COCO代表の
太田聡美さんです。
太田さんご自身も、かつて
不登校を経験しています。
中学2年の夏休み明け。
朝、どうしてもベッドから出られない。
学校に行こうと思っているのに
体に力が入らなくなった太田さん。
「悔しかった」
と当時を振り返ります。
なんとか学校に行かせようとする
母親との間で、激しい親子喧嘩も
しょっちゅうでした。
でも、学校という場は
太田さんにとってまるで
刑務所のような場所に
なっていたと言います。
進学を考える時期になっても、
「とても3年間通える気がしない」と、
高校を受験する気になれませんでした。
転機になったのは個別塾で出会った先生に
「大検」、今で言う高卒認定試験を
受けてみないかと提案されたことでした。
中学を卒業したあと、いくつも
アルバイトをかけもちしながら、
16歳の冬に大検を受け、
高校卒業資格を取得。
アルバイト先を増やす中で、
介護の仕事にやりがいを見出し
働きながらヘルパーの資格も取得します。
そして17歳のとき、
パスポートと航空券だけを手に
ニュージーランドを一人、旅します。
現地で出会ったさまざまな人たち。
大人なのに、ぜんぜん
「ちゃんとしていない」。
生き方って自由なんだな――。
その気づきから
自分自身にOKが出せた。
それがずっと今に続いている……
そう振り返る太田さんは今、
お母さまと一緒に不登校の親子を
支援する活動を始めています。
太田さんのご自宅は、
山あいの川のほとりにある
ゆったりとした空気がながれる、
すてきな古民家です。
「この川で山すいかを冷やして
みんなで食べると、
とってもおいしいんですよ!」
と笑顔の太田さん。
たくさんの親子が、ここで
たくさん遊んで、元気になって
帰っていくのだろうなと思いました。
インタビューの日に、太田さんに
連れていっていただいた「黄色い丘」は
名前のとおり、
菜の花とミモザが咲き乱れる
絵本の中のように美しい場所でした。
そこで、三人で記念撮影。
太田さん、すてきな1日を
ありがとうございました。
雲の向こうはいつも青空Vol.10は
今年6月の発行を目指して、
インタビューを進めていきます。
どうぞお楽しみに!
金子(A)

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おはなしワクチン蓑田さんの書き下ろし小説『繭の城』
不登校・ひきこもりを題材にしたある家族の物語で、小説の形で描かれています。
固く閉ざされた少年の心のドアをそっとノックしてきた「ある人」。
彼女をめぐって静かに大きく進んでいく、家族の成長と再生の物語です。




