インタビューしました!雲の向こうはいつも青空Vol.12 寺前亜紀さん

不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』。
最新号Vol.12の取材がスタートしました!

不登校を経験した当事者、保護者、子どもたちの居場所づくりなど支援をする立場の方、そして、学校以外の学びの場で育ってこられた方など、今回も7名の方々をインタビューします。

一人目は福岡県北九州市、門司港のカフェ、「cafe umi(カフェ ウミ)」店主の寺前亜紀さんです。

明治後期から国際貿易港として栄えた門司港。
かつて官庁街として賑わい、接待用の料亭が軒を連ねたという清滝地域の路地裏に佇むcafe umiは、古い一軒家を改装した、なつかしくてあたたかな雰囲気の隠れ家的なカフェです。
ゆったりと静かな時間を過ごしたいお客さんが遠く海外からも訪れるとのこと。

cafe umiでは、「お坊さんcafe」やミニコンサート、不登校やひきこもりをテーマにしたお話し会など、大人の学びの場としてのさまざまなイベントが開催されています。

「子育てで苦しい思いをしているお母さんのための場づくりをしたい」

寺前さんのその思いの源には、娘さんの不登校の経験がありました。

小2で長女が学校に行けなくなったとき、「私がちゃんとしつけないと」と躍起になっていたという寺前さん。
娘を正そう、改善しようと。
それは、愛情からだと思っていたけれど、自分の愛が娘にはまったく届いていなかったと知ったときの衝撃。

そこから始まった、「自分を掘り返していく」作業。
その中で見えてきたもの。気づけたこと。
「この子の人生はこの子のものなんだ」
そう心から思えるようになるまでーー。

娘のおかげで、私自身が本当の自分に戻れた感じがします。

そう話す寺前さんの笑顔が、とてもきれいでした。

寺前さん、長時間にわたるインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。

びーんずネットの不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.12は来年春の完成を目指して取材を続けていきます。

今後も順次、取材レポートを掲載していきますね。
どうぞお楽しみに!

金子(A)

 

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7年間の不登校から15歳で飛び込んだ社会は、思っていたよりあたたかかった

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代のトラウマと向き合う決心をしたこと。

不登校支援団体のボランティアスタッフとして、不登校の当事者・保護者の方々とのたくさんの出会いを通じて感じたこと――。

美空さんがこれまでご自身のラジオアプリで語ってきた内容を今回、不登校を軸にして一冊の本にまとめました。

読み終わったときにはきっと、安心と希望を感じられる、そんな一冊になると思います。

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