インタビューしました!雲の向こうはいつも青空Vol.11田中あきよさん

不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.11の取材を進めています。
今回お話をうかがったのは、西宮市議会議員の田中あきよさんです。
「まさか自分が政治にかかわるとは思っていなかった」
という田中さん。
不登校の親子の居場所を運営していたころに出会った、さまざまな親子の相談にのる中で、「西宮市の教育をなんとかしたい」と強く思ったことが、政治に目を向けるようになったきっかけでした。
田中さんの3人のお子さんは、それぞれに不登校を経験しています。
優等生タイプだった長女とは対称的に、発達の遅れがあった次女。
それまで田中さんは「発達の遅れは自分のせい」「自分の子育てが良くなかったからだ」と自分を責めていました。
そんな中で長女が不登校に。20時間寝て30時間起きているといった睡眠障害やうつ状態を経験するなど、親子で辛く苦しい時期を過ごします。
ようやくたどり着いた心療内科で、保護者のための講座があり、そこでまざまな精神疾患や子どもの発達について学んでいった田中さん。
長女の不登校を受け入れるとともに、次女ことも初めて「あ、私の育て方のせいじゃなかったんだ」と理解できるようになったといいます。
2014年に、不登校の子どもと親の居場所「トコトコくらぶ」を立ち上げ、さまざまな生きづらさを抱えた親子と接する中で、
「この現状を、同じ温度差で訴えられるのは自分しかいない」
と思い2019年4月に西宮市議会議員に立候補。そして見事初当選を果たします。
二期目の現在も、田中さんは「生きづらさゼロの西宮に」を合言葉に、精力的に活動しています。
田中さん、超・お忙しい中で長時間にわたるインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。
・・・・・・・・・・
『雲の向こうはいつも青空』Vol.11はこれで予定していた7名のすべてのインタビューを終えました。
大切なお話しを聞かせていただいた7名の方それぞれに、心から感謝いたします。
『雲の向こうはいつも青空』Vol.11は今年夏の発行をめざして、これから地道に書き起こしや編集作業をがんばります!
どうぞ完成を楽しみにしていてくださいね。
金子(A)

ブログランキングに登録しています。
応援いただけたら嬉しいです。クリックお願いします。
不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』Vol.11
学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?
もちろん、そこに正解なんてありません。
世の中の多くのものごとと同じように。
でも、
いろんな例を見聞きし、知ることができれば、
不安を和らげるのに役立つのではないか。
そんな思いから
自らも息子の不登校を体験した親である
びーんずネットの二人が、不登校をテーマに
インタビュー事例集を作成しました。
不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。
子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。
そんな七人七色の「雲と青空」を、
丹念に取材してまとめました。
雲を抜けた先には、
いつも青空が広がっている――。
ぜひ、ページを繰って、
あなた自身でそれを確かめてみてください。

