「秋の平尾台を歩こう!」開催しました
北九州の国定公園「平尾台」を歩く
小さなツアー、5回目の開催となる今回は、
初めての雨でした。
雨でも歩くぞ、平尾台! ということで
10月2日の平尾台散策のレポートです。
今回もガイドをお願いした
「地球のかけらHIRAODAI」
の西中さんと相談して、
森を歩いて草原へと向かう、
当初の予定より短いルートに変更しました。
さあ、小雨の中を出発です。
まずは、平尾台神社に参拝。
そして静かな森の中へ。
木立に響く小鳥の声と、ときおり雨の粒が
木の葉をパタパタ叩く音が聞こえてきます。
石や木の幹に生えている苔の緑が、
深みを増してとてもきれいです。
樹皮が剥がれている木がありました。
鹿が食べた跡だといいます。
姿は見えないけれど、
この森のどこかにいるんだなあと
そっとあたりを見まわしてみます。
ひっそりと息づいている、
小さな植物や虫たち
動物たちの気配が、
森全体から感じられます。
さて、森を抜けて草原へ。
濡れて束になった穂先を
重そうに垂らしているススキ。
風雨が強まってきたところで、
「茶ケ床園地」に到着しました。
晴れた日はとても見晴らしがよい場所で、
ベンチやトイレもありいつもは平尾台まで
ドライブにきたカップルや観光客がのんびり
景色を楽しんでいるところなのですが、
さすがに今日は我々のほかには
人っこ一人いません 笑
お弁当はさすがに外では食べられないので、
今回は早々に戻ることにしました。
平尾台にある民泊「粋邑」さんで昼食、
そしていつものお茶会です。
今回もあっこさんの点ててくれた
お抹茶をいただきながら、
雨の平尾台歩きを振り返ります。
あっこさんはじめ、
北九州市の不登校の親の会
「おやすみ処ami」のみなさんには
いつも平尾台ツアーにご協力いただき、
本当に感謝しています。
そしてそして、この雨の中
ご参加いただいたみなさま、
本当にありがとうございました!
ご感想の声
参加者の「フリア」さんから
いただいたご感想を紹介しますね。
集合場所への道中は霧で見通しが悪い中、雲の中を進んでいるような感覚だったので、雨の中での平尾台散策、どんな感じなんだろうと不安と期待で一杯でした。
集合場所に行くと、このお天気をものともせず参加メンバーがみんないて、なんとも心強く、雨に濡れるのが楽しかった小学生の頃に戻ったようなワクワク感が増し増しに。
人里の小道からスタートして、鳥のさえずりを聞きながら森を抜け、草原へ。草原に出た瞬間に強い雨風にあおられ、森の木々が私達を守ってくれていた事を改めて実感しました。
水滴を纏った草花や濡れて色の深みを増した岩々かただそこにあるだけなのに、生き生きとした存在に感じました。
平尾台の自然の中にいると、言葉を話さない植物や動物、そこにある風景が、何か私達にメッセージを送ってくれている様な感覚になります。我が子やボーイスカウトの子どもたちと訪れた時には気付けなかった沢山のメッセージに、年月を経て新たに気づけた事が私にとってはとても新鮮でした。
雨の中の散策、新たな発見が盛りだくさんで、あっという間の時間でした。
また、次回も楽しみにしております。(フリア)
また来年の春に、お花いっぱいの
平尾台を歩きましょうね。
私も楽しみです!
金子(A)
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