晩秋の平尾台を歩こう!2023 開催しました

北九州の国定公園、不思議がいっぱいの
カルスト台地、平尾台を歩く小さなツアー。
先日(11月16日)無事に開催しました!

北九州市で不登校保護者の
お話会を開いている、「おやすみ処ami」
のあっこさんと私と一緒にただただ
平尾台を歩きませんか?というこの企画。

3回目の今回も、
「地球のかけらHIRAODAI」の西中さんに、
新しいコースをご提案いただきました。

そしてなんと今回、関西から、
いつもお母さんの味方「傍楽」代表の
駒井享衣さんが参加してくださいました。
うれしいです!

「傍楽」代表 駒井亨衣さん

雄大な平尾台を歩く

当日は風もなく、おだかやかな
お天気に恵まれました。

秋の野草と美しいススキの草原を
楽しみつつのんびり歩き。
みなさんまだまだ、余裕の表情です。

でも、我々はさらに
高みを目指して進む……。

目指す「四方台」まで
ゆっくりと一歩一歩、登っていきます。

雄大な表情をみせてくれる平尾台。

「四方台」に到着!
いやーここまでよく登ってきたよ!!
やったー!!

しばしお昼休憩。
西中さんがコーヒーを淹れてくれました。
山でいただくコーヒーは、また格別ですね。

「小穴」と名付けられたドリーネです。

ドリーネとは、平尾台によくみられる
すり鉢状のくぼ地ですが、
これで小穴とは!

石灰岩のすき間を雨水が流れることで
徐々に岩が溶けていき、くぼ地ができ、
水は地下に流れ込んで
鍾乳洞ができていきます。

この景色がつくりあげられるまで、
何万年という気が遠くなるほどの
時間がかかっているわけです。

平尾台にはドリーネが400ほど、
鍾乳洞は200以上あるそうです。

根性の木

キス岩

いやーよく歩きました!

第二部は平尾台の民泊「粋邑」で、
駒井さんを囲んでのお茶会です。

美味しいお菓子とお抹茶が、
疲れた体を生き返らせてくれます。

駒井さんが「傍楽」を立ち上げたきっかけ、
これからつくろうとしている学校のこと。

不登校だったお子さん二人と、
今はそれぞれにお仕事のパートナーとして
協力しあっている駒井さんの
あたたかくやさしい言葉が
胸にじんわり響きました。

ご参加いただいたみなさんの感想を一部、
ご紹介しますね。

参加してみていかがでしたか?

平尾台の魅力にハマりそうです!
まるで見たことのない風景で、私がこれまで知っていた平尾台とはちがう魅力でした。
優しいコースにしていただいたお陰で、なんとか皆さんに着いていけて、無事に終えることができました。
(MEGさん)

楽しく歩いているのに現実離れした景色が目の前に広がる、なんだかねじれたような不思議な時間です。振り返るごとに全く印象の変わる自然が見えて、自分が動いているというのがよくわかります。
こんなに登ったんだ、こんなに下ったんだ、その小さな気づきで、達成感のピースを積み上げている感じがします。
駒井さんはじめ、関西チームのご参加もすごく刺激的でした。
みんな、本当に素敵で、出会えたことに嬉しくなってしまいます。
広がる人の輪に加えてくださったあかねさん、あっこさんに毎回感謝です。
(ぎんびすさん)

「え? ここ日本? ここ地球?」と思うほど雄大で優しい異空間です。
お茶会で駒井さんや皆さんと、今抱えていることを分かち合いできたことは本当にありがたく、この景色とともに、まだまだ自分の知らないこと、出会ってないことがたくさんあるんだな~、と思わせてくれました。
(屋久杉さん)

宇宙に近い平尾台、という言葉に惹かれて参加を決めました。
山頂でのお弁当の美味しかったこと!!
大きな平尾台に包まれて感じたのは、私自身、地球の小さなカケラなんだなあ、ということです。今でも目を閉じると平尾台が目に浮かびます。
大好きな方々と一緒に平尾台をトレッキング出来て本当に幸せでした。ありがとうございました。
(えりこさん)

どんな人におすすめしたいですか?

悩んでいるお母さんが、苦しみの中でガチガチになっているのであれば、少しでも自分の中に風を通し、ゆるませてあげることが結局は近道だと長いことかかってやっとわかってきました。
そんな見えないなにかが、子どもに伝わっていくからなんですね。
なにがどうなるかはわからないけど、今は(いつも?)時代の過渡期で、とにかく子どもや自分の命を喜んで生きていきたいと思っています。
いきなり平尾台が敷居が高ければ、お散歩会でも、誰かとお話するでも、少しでもお母さんがラクになることが大切だと思います。
(屋久杉さん)

 

みなさま、私が大好きな平尾台を
一緒に体験してくださって、
本当に幸せな1日でした。
ありがとうございました。

次回は、来年の春に開催します。

平尾台でお会いできることを
楽しみにしています!

 

金子(A)

 

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子どもの不登校に向き合うとき、おとなが大切にしたいこと

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